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参加者特典:ChatGPTプラン 利用申請マニュアル(都知事杯オープンデータ・ハッカソン ファイナリスト向け)
本特典の利用に際して本マニュアルを確認の上、申請を行ってください。
特に「Businessプラン特有の注意点」については内容を十分理解し、参加者全員が同一のチームとして参加していることを理解してください。
はじめに
本ハッカソンでは、ファイナリスト特典として、ChatGPT の ビジネスプランを期間限定でご利用いただけます。
本マニュアルでは、ChatGPT ビジネスプランの概要から申請方法、利用時の注意事項まで、必要な情報をまとめています。ハッカソンでの開発を効率的に進めるため、ぜひご活用ください。
重要: 本特典は期間限定であり、利用には事前申請が必要です。必ず本マニュアルをお読みいただき、注意事項を遵守してご利用ください。
ChatGPTとは?
ChatGPTとは
ChatGPTは、OpenAI が開発した最新のAIアシスタントです。自然な対話を通じて、様々なタスクをサポートします。
主な特徴:
- 高度な文章理解・生成能力
- プログラミング支援機能
- 多言語対応(日本語・英語等)
- 長文コンテンツの処理能力
- セキュリティ・プライバシー設計にも配慮
ハッカソンでの活用例
オープンデータ活用支援:
- データセットの構造分析・理解支援
- データクリーニング・前処理のコード生成
- データ可視化手法の提案・実装
- 統計分析・機械学習モデルの構築支援
- CSVファイルやJSONデータの解析・変換
コード開発支援:
- プログラムコードの作成・修正
- バグの特定と修正提案
- コードレビューとリファクタリング提案
- 技術仕様書の作成
- API連携コードの実装
アイデア発想・企画:
- オープンデータを活用したサービスアイデアの発想
- データドリブンな課題解決アプローチの提案
- 機能仕様の整理・文書化
- ユーザーストーリーの作成
- 社会課題とデータ活用の関連性分析
ドキュメント作成:
- データ分析結果のレポート作成
- プレゼンテーション資料の作成
- README・技術文書の執筆
- APIドキュメントの整備
- 提出資料の校正・改善
ChatGPT ビジネスプランについて
ビジネスプランの特徴
ChatGPT ビジネスプランは、チームや組織での利用に特化したプランです。
個人プランとの主な違い:
- より多くの月間使用量
- チームメンバー間での会話・プロジェクトの共有
- 優先サポート対応
- より高いメッセージ制限
ハッカソンでのメリット
チーム連携の強化:
- メンバー間でのChatGPT会話の共有
- 共通のナレッジベース構築
開発効率の向上:
- 豊富な使用量でストレスフリーな利用
- 複数メンバーが同時利用可能
- 高品質なアウトプットの継続的な生成
- 大容量オープンデータの効率的な処理・分析
重要な注意事項
利用期間・制限
利用期間:
- 基本期間: 2026年3月末まで
使用量制限:
- チームあたりの月間メッセージ数制限あり
- 制限に達した場合、期間(当月)終了まで全参加者が利用できません
- 使用量は全チームメンバーで共有
申込制限:
- 利用申込者多数の場合は、新規申請を停止させて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。
Teamプラン特有の注意点
共有機能の利用:
- チーム内での会話共有は慎重に実施してください
- 機密情報や個人情報を含む内容の共有は避けてください
- 共有された内容は全メンバー(ビジネスプランに加入している全参加者)が閲覧可能です
セキュリティ・プライバシー:
- アカウント情報の第三者への譲渡・共有は厳禁です
- 不審なアクティビティを見つけた場合は、即座に運営事務局へ報告してください
利用規約・ガイドライン
必須遵守事項:
- OpenAI 利用規約の完全な遵守
- ハッカソン募集要項との整合性維持
禁止事項:
- 有害・違法・不適切なコンテンツの生成依頼
- 他者の知的財産権の侵害
- 商用利用(ハッカソン範囲外での利用)
- アカウントの転売・譲渡
技術的制約
API利用:
- ChatGPT APIの直接利用は本特典の対象外です
- Webインターフェース(chat.openai.com など)での利用のみとなります
ファイル処理:
- アップロード可能ファイルサイズに制限があります
- 対応ファイル形式の確認が必要です
- オープンデータファイル(CSV, JSON, Excel 等)の読み込みは対応しています
- 大容量データセット処理時の注意事項:
- アップロード制限:Webインターフェースには1回あたりのファイルアップロードサイズ制限があります
- 処理可能サイズ:メモリ制限により、極めて大きなファイルは処理できない場合があります
- タイムアウト:大容量ファイルの処理には時間がかかり、セッションタイムアウトの可能性があります
- 分割処理の必要性:大容量データは複数回に分けて処理する必要があります
- サンプリング手法:全データを一度に処理できない場合、代表的なサンプルデータでの分析を検討してください
- 段階的処理:データの概要把握→詳細分析の段階的アプローチを検討してください
- 応答時間の遅延:大容量データ処理時の応答時間が増加します
- メッセージ消費量:大容量データ処理は多くのメッセージ数を消費する可能性があります
- 再試行の必要性:処理失敗時の再実行によりリソースを消費します
申請手続き
申請資格
必要条件:
- ハッカソンの参加者であること(Slackに登録されているメールアドレスである必要があります)
- 本マニュアルの内容を理解し、同意していること
申請の流れ
Step 1: Googleフォームでの申請
- 利用申請フォーム:
- 必要事項を入力して送信
Step 2: 転送アドレスの付与
- 事務局にて申請内容を確認します
- Cloudflare Email Routingを使用した転送アドレス(@odh-tokyo.org アドレス)を付与します
- 転送アドレス利用確認のメールを送信します
- 注意事項:転送アドレスは、事務局を含む特定のドメインからしかメールを受信できません。本特典にのみ利用できるアドレスとなりますので、ご注意ください。(参加者間でもメールの送受信はできません)
Step 3: 転送アドレスの利用確認
- 届いたメールの内容を確認してください(迷惑メールフォルダに入っていることもあるので、合わせて確認をしてください)
- メールのボタンから、認証画面に進んでください


Step 4: ChatGPT利用権限の付与
- 転送アドレスが確認されたことを、事務局にて確認しChatGPT ビジネスプランの利用権限を付与します
- ChatGPT利用確認のメールを送信します
Step 5: ChatGPT利用確認
- 利用確認メールの受信確認

- [Join Workspace]でWebにアクセスすると承認されますので、上記の「転送アドレスでサインイン」すると、利用開始になります。
申請に必要な情報
- 利用メンバーのメールアドレス(Slack登録済みアドレスのみ手続きを行います)
- チーム名選択
- 想定する利用予定用途
- 本マニュアル記載事項の把握と、同意
メールアドレスに関する重要事項:
- 申請者のメールアドレスは必ずSlack登録済みのものを使用
- Slackに未登録のアドレスでは申請を受け付けできません
重要な注意事項
Slack登録要件:
- 申請に使用する全てのメールアドレスは、事前にハッカソン用Slackワークスペースに登録されている必要があります
- Slack未登録のメールアドレスでは申請を受け付けできません
- 申請前に必ずSlack登録状況をご確認ください
既存ChatGPT利用者の方へ:
- 既にChatGPTを個人/法人アカウントで利用している場合は、必ず一度ログアウトしてください
- ビジネスプラン利用時は、付与された転送アドレスでの新規ログインが必要です
- 個人アカウントのままでは無事ネスプランの機能を利用できません
転送アドレス:
- ChatGPT利用時は、必ず付与された転送アドレス(@odh-tokyo.org)を使用してログインしてください
- 個人のメールアドレスではビジネスプランにアクセスできません
- ログイン時のアドレス間違いにご注意ください
利用確認の重要性:
- 各段階で送信される確認メールは必ず確認してください
- 問題がある場合は速やかに事務局にご連絡ください
- 確認が取れない場合、次の段階に進めない可能性があります
利用終了について
ハッカソン終了後の取り扱い
アカウント停止スケジュール:
- 基本期間: 2026年3月末でアクセス停止
- 事前に終了日時を個別通知
データのバックアップ期間の提供
- 重要な会話履歴の事前保存を推奨します。
- 自動バックアップ機能はありません。
- 個人での会話履歴エクスポートが必要です。
関連リンク集
- ChatGPT公式サイト: https://chat.openai.com
- OpenAI公式サイト: https://www.openai.com
- プライバシーポリシー: https://www.openai.com/privacy
- ハッカソン公式サイト: https://odhackathon.metro.tokyo.lg.jp/
用語集
- ChatGPT:OpenAIが開発したAIアシスタント
- ビジネスプラン:組織・チーム向けのChatGPT利用プラン
- プロンプト:ChatGPTに送信する指示や質問文
- トークン:AIモデルが処理するテキストの最小単位
- API:プログラム間連携の仕組み
- データ:AIモデルが処理する情報の集合体
- オープンデータ:誰でも自由に利用できる公開されたデータ
- データクリーニング:データの不整合や欠損を修正する処理
- データ可視化:データをグラフや図表で視覚的に表現すること
トラブルシューティング
よくある問題と解決方法:
- Q:ログインできない
A:メールアドレス(付与された専用アドレス)の確認、ブラウザキャッシュのクリア、別ブラウザでの試行
- Q:個人のChatGPTアカウントでログインしてしまった
A:一度ログアウトし、付与された専用アドレスで再ログイン。個人アカウントではビジネスプランの機能を利用できません。
- Q:初回登録時に電話番号認証で、利用済みの電話番号として拒否された
A:既に登録済みの電話番号は別アカウントに紐づけできません。別の電話番号をご用意ください。
- Q:専用アドレスでログインできない
A:アドレスの入力ミスを確認、事務局への連絡、専用アドレス設定の確認依頼
- Q:Slackに登録していないメールアドレスで申請してしまった
A:申請が受け付けられません。Slack登録済みのアドレスで再申請してください。
- Q:チームメンバーの一部がSlack未登録
A:該当メンバーのSlack登録完了後に申請してください。利用者全員の登録が必須です。
- Q:使用制限に達した
A:翌月まで待機、または運営事務局への相談
- Q:応答が遅い・エラーが頻発
A:ネットワーク接続確認、時間を置いて再試行、運営への報告
- Q:大容量のオープンデータファイルが処理できない
A:ファイルサイズ制限の確認、データの分割処理、サンプリング手法の検討
- Q:データ形式が認識されない
A:対応ファイル形式の確認、データ変換ツールの利用、代替形式での再試行